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アプリリア

アプリリアの歴史・概要

アプリリア(aprilia)は、イタリアのオートバイメーカーで、日本以外で、唯一、二輪の全カテゴリーをカバーするメーカーである。

アプリリアの歴史は、第二次世界大戦直後に、カバリエ・アルベルト・ベッジオが、ヴェネツィア州ノアーレに自転車生産工場を設立したことに始まる。自転車の部品から車体の組み立てまですべて自社で行い、1962年には合資会社となる。

1968年には、アルベルトの息子イバノ・ベッジオが経営を引き継ぐ。彼は、12人ほどのエンジニアの協力を得て、50ccモペットを製造した。その後、1974年には初の本格的なモトクロッサーを製作し、実験的なチーム体制でレースに参戦し、いくつか好結果を残す。このモトクロッサーをベースにRC125を開発し、ミラノモーターショーで発表するという、レースから得たデータを市販車に活かすという方針は、今日に至るまでアプリリアの特徴となっている。

1975年には、ヒーロー社製のレース用エンジンを用いた、アプリリア初の本格的レーサーが発表された。1977年のイタリア選手権では、125ccと250ccで初タイトルを獲得、翌1978年には、ミラノ出身のイバン・アルボルゲッティが世界選手権レースで2度表彰台にあがり、これまでのイタリア人ライダーの最高位、世界ランキング6位という成績を獲得した。これにより、アプリリアはイタリア国外にも知れ渡るようになる。

1981年にはトライアルレースに挑戦し、1985年から世界選手権へ参戦、1年目にしてフィリップ・ベラティエは5位という好成績を収めた。同年、ロリス・レジアーニが、ロードレース世界選手権GP250へ参戦を開始し、参戦1年目の実験的なレースチームとしては驚異的な、ランキング6位という成績を残す。そしてついに2シーズン後の1987年8月30日、アプリリアのAF1が、ロードレース世界選手権初優勝を飾る。

1992年には、ロードレース世界選手権GP125でアレッサンドロ・グラミーニが、トライアル世界選手権ではトミー・アーバラが、ついにタイトルを獲得。 以後もアプリリアは躍進を続け、レースになくてはならない存在となっている。

2006年、アプリリアは、ピアジオによる買収に応じる。これによって、売上高15億ユーロ、年間生産能力60万台以上という、世界第4位のオートバイメーカーグループが誕生した。

販売ネットワークは、イタリア国内で、正規販売代理店は250、認定販売店は800にものぼり、フランス、スペイン、ドイツ、オランダ、ギリシャ、イギリス、アメリカ、日本と、海外に8つの子会社を展開している。

日本においては、2001(平成13)年12月11日に設立されたアプリリアジャパン(Aprilia Japan Corporation)が販売権をもつ。本社所在地は、横浜市港北区新横浜3-22-5で、事業内容は、アプリリア製オートバイ、スクーター、部品およびアクセサリー類の輸入・卸売販売並びにこれに付随する事業である。全国に71軒の正規販売店がある。

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