ハスクバーナ
ハスクバーナの歴史・概要
ハスクバーナ(Husqvarna)は、もともとはスウェーデンのオートバイのブランドである。業務内容は、チェーンソー、芝刈り機、オートバイ製造および販売である。
ハスクバーナは1689年にスウェーデンで創立され、スウェーデン政府の要請で、マスケット銃というライフルの一種を製造していた。その後、事業の中心はエンジニアリングに移っていき、猟銃、自転車、オートバイ、家電、ミシン、アウトドア製品といった様々な分野に携わってきた。
ハスクバーナのオートバイ製造は、1903年に、自社フレームに他社エンジンを搭載したオートバイを作ったことから始まる。1920年には自社エンジン工場を設立し翌年には550cc、4サイクル50グレードのVツィンのエンジンを製作する。その後、1,000ccクラスのレーシングオートバイ開発に着手していくことになる。
ハスクバーナのマシンは、1920年代末から1930年代初めにかけて、スウェーデン国内大会やヨーロッパの競技大会で、他社にひけをとらない活躍を見せる。しかし、1930年代中頃から、大型オートバイの需要が減少するにつれて、レースから徐々に撤退するようになる。そしてついに、1936年、大型オートバイのエンジン製造を中止する。
大型オートバイにかわり、ハスクバーナのオートバイ製造の中心になったのが、小型オートバイである。1935年に、初の2サイクルオートバイを製造したのだが、この軽2輪原付自転車は、運転免許が不要であったので、またたく間に評判になり、第2次世界大戦前に1,000台以上が生産された。この後、1946年に「スヴァトクバーナ」、1957年に「シィルヴェルピーレン」を発表し、ハスクバーナのモトクロスレースでの活躍の基礎となるのである。1960年代から1980年代まで、ハスクバーナのオートバイは、モトクロスレースで大活躍をみせる。
ハスクバーナのオートバイは、84年間スウェーデン国内で製造されていたが、1987年、オートバイの製造と開発をイタリアのカジバに譲渡し、以降ハスクバーナは、カジバの1ブランドとしてイタリアで製造されていた。しかし、ハスクバーナ株式会社は、2003年に株式の一部をMVアグスタ(カジバから社名変更)から再購入した。


