バイク保険基礎知識:BIKET
任意保険とは
任意保険は、自賠責保険では十分でない部分を補償する保険です。
任意保険は、強制ではないため、自動車の場合70%、バイクでは35%くらいのしか加入者がいません。しかし、自賠責保険だけでは確実に補償不足です。
自賠責保険では、自分が加害者の場合、怪我をして通院したり、バイクが破損しても保証金はでません。自賠責保険の支払い限度額を超えた場合、多額であっても被害者に対して自分で損害賠償金を支払わなければいけません。また、バイクの事故発生割合は自動車と比べて約1.5倍であり、任意保険は、バイクに乗るなら絶対に必要なものと考えられます。
任意保険は、各損害保険会社でいくつかの種類が扱われているので、保険内容を確認し考えて入るべきです。
保険料は一般的には、バイク乗車経歴が長かったり、無事故期間が長いと安くなります。
■高額賠償の判決例
(平成15年)
* 後遺障害(大阪地裁) 賠償金額 2億9,241万円
* 後遺障害(東京地裁) 賠償金額 2億5,654万円
* 後遺障害(大阪地裁) 賠償金額 2億4,159万円
■任意保険の種類
任意保険は各保険会社でさまざまですが、だいたい以下のような種類に分けられます。
A) 賠償責任保険
他人を死傷させてしまったり、相手の物を壊してしまい、法律上の賠償責任をおった時に補償金がでる保険。
・対人賠償保険
バイクを運転中に他人を死傷させてしまい、法律上の賠償責任を負った場合、自賠責保険の補償金額をオーバーする部分について、保険金が支払われる。
・対物賠償保険
バイクを運転中に相手の車、自転車、家屋等、他人の財物を破壊させてしまい、法律上の賠償責任を負った場合、保険金が支払われる。
B) 傷害保険
・人身障害保障保険
自動車事故で、契約しているバイクの運転者や同乗者が、死傷した場合、相手との過失割合に関係なく、設定した保険金額を上限に保険金が支払われる。この補償をつけると保険料は高くなるが、万が一の事故の際に自己負担が無いので安心できる。
・搭乗者障害保険
契約しているバイクの運転者や同乗者が自動車事故で死傷した場合、 加害者、被害者にかかわらず、保険金が支払われる。
(20歳以上で、自動二輪車免許の保有期間が3年以上等の制限がある場合も。)
・無保険者障害保険
無保険車との衝突・接触で、契約しているバイクの運転者や同乗者が死傷した場合に保険金が支払われる。
・車両保険
事故によりバイクが壊れた場合、その損害額を補償してくれる保険。
(ただし、単独転倒だとか、当て逃げされて相手が特定できないと保険がおりない、等の制限がある。)
・自損事故保険(自損事故特約)
自ら誤って事故を起こした場合、つまり自爆だったり、自分に100%の過失がある場合、死亡と入院通院に定額が支払われる。
(普通、この保険は単独での加入はできなくて、対人賠償保険を契約すると特約としてついてくる。)
■任意保険の保険料
保険料は各損害保険会社の商品の内容にもよりますが、主に(1)車種(2)年齢(3)事故経歴などで決まってきます。
・車種・排気量条件
原則として「125cc超」と「125cc以下」の2種類に分けられ、125cc超の方が高くなる。
(「125cc超~250cc以下」が加わる場合もある)
・年齢条件
運転者の年齢を限定し、その分、割引される。
全年齢、21歳以上、26歳以上、30歳以上と段階別で割引されていく。
・事故経歴条件
事故の経歴は、等級に反映され、その等級別に保険料が割引される。
等級は事故を起こすと下がり、無事故期間が続くと上がっていき、等級が高いほど割引が増える仕組み。
・その他の条件
契約期間や運転者を家族に限定するなどの条件で保険料が変わってくる。


