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Biket スペシャル特集 2009/02/18 ユーザー車検に挑戦してみよう

250ccを超えるバイクを所有すると、避けては通れないのが車検。車検場というと、油と汚れにまみれた男くさい感じで、素人がノコノコ行こうものなら怒鳴られたり、にらまれたりしそうなイメージを持つ人がいるかもしれませんが、実際行ってみるとそんなことはなく、検査官も優しいし、ひとりで来ている女性受験者もいました。

今回は、実際に都内の自動車検査登録事務所で体験したユーザー車検の様子をまじえながら、車検の流れを紹介します。ちなみに、今回紹介するケースは、前回車検から改造がなく、有効期間内の車検です。

text: koji abe


ユーザー車検のメリットとデメリット
なんといっても費用が安く済むということ。バイク屋さんに頼めば、5万以上かかるのがざらですが、税金込み2万円前後で済みます。また、自分で車検を通すことで愛着もわくでしょう。反面、検査場は平日でないと受験出来ないことや「車検さえ通せばいい」との思いこみで、整備がおざなりになってしまう可能性があるなど、デメリットもあるので注意しましょう。
まずは準備
通常、車検は、車検証に記載されている「有効期間の満了する日」の1ヶ月前から満了日までに受験します。この期間であれば、いつ受験しても有効期間は同じです(2ヶ月前などに受験すると、車検を通した日から2年有効になります)。重大な故障発見による再受験や大雨などの悪天候などに備え、満了日の2週間前ぐらいには、検査することをおすすめします。
前日までに準備するもの ○印は必要なもの、△印はあれば良いもの

車検証
車検後、古い車 検証は手元に残りません。必要なら事前にコピーを。

軽自動車税納税証明書
毎年5月に市区町村から4000円を納めて下さいとの通知がきますが、その用紙です。

自賠責保険の証明書
車検前に払っておく必要があります。24ヶ月13400円。バイク屋、保険屋さんなどで。

お金
自賠責保険を除いた費用は6,725円。ただ、万一の修理、調整に備えて多めに。

点検整備記録簿
整備状況が分かるように記載すれば、自作したものでも可。

A4の用箋ばさみ(クリップボード)
書類を挟むのに便利です。プロの方も多く使っています。

工具
簡単な整備、調整用にあると安心です。

前日までにすること

車検の予約

車検希望日が決まったら、自動車検査インターネット予約システムもしくは、電話で予約をします。ユーザー車検の場合は「継続検査」です。構造変更などがない場合は、住所に関係なく、全国どこの検査場でもかまいません。午前2回、午後2回の検査時間が設定されていますが、午前中もしくは午後早い時間をおすすめします(不合格になった場合、同日の再試験は無料なので)。

洗浄、点検

歯医者さんに行く時、歯を磨いていくのと同様、バイクをきれいにしてから車検場に行きましょう。車台番号(ハンドルの軸受け部分に打刻される場合が多い)やエンジン番号は必ずチェックしますので、見やすいように拭いておきます。点検もしっかりしておきましょう。

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車検当日の流れ
自動車審査票

書類記入&支払い

駐輪場にバイクを止めたら、愛車の愛車の走行距離(オドメーター)を記憶するかメモしておきましょう(書類作成に必要)。まず、受付に行きます。ユーザー車検が初めてもしくは不慣れであれば、その旨を話せば、優しく説明してもらえるはずです。今回の検査場では、B棟で書類(25円)&検査登録印紙(400円)+審査証紙(1300円)+重量税印紙(5000円)を購入。その後、A棟で書き方の見本を見ながら書類に記入します。鉛筆で記入する箇所とボールペンで記入する箇所があるので、注意(ここで最初にメモした走行距離が必要)。書類を書き終えたらA棟の窓口で記入書類、納税証明書、自賠責保険の確認をしてもらいます。
検査中の様子

外観検査

コースに入る前に、検査官によるチェックが行われます。ウィンカーやホーンの動作確認の後、車体をハンマーで叩きながらチェックしたり、車両幅の測定などが行われます。問題がなければ、スタンプが押され、検査コースに入ります。
検査コースの様子

検査コース

コースでは、3~4種類の検査が行われ、基本的にはモニターの指示に従って、自分一人で検査します。1部項目が不合格になった場合でも、コース内で調整や修理は行わず、とりあえず、次の検査に進みます。

ブレーキの検査

前方にあるモニターに前ブレーキをかけろ、はなせと出るので指示に従います。前輪検査終了後、後輪を検査します。ロックするぐらい、思い切りかけないと不合格になります。

マフラーの検査

マフラーにブローブと呼ばれる検査棒を挿すと機械が自動的に排ガスを測定します。年式やマフラーによっては、検査免除の場合もあります。

スピードメーターの検査

バイクを固定するとローラーが回り、スピードメーターが上がるので、指定された速度になった時にスイッチを押します。車検場に検査機がないなど、免除になる場合もあります。

光軸の検査

一番シビアな検査です。指定された場所に停車すると、機械が検査を始めるので、バイクに跨ったまま、終わるのを待ちます。通常、上向きのライトのみの検査です。

アドバイス
車検終了

総合判定

全項目合格であれば、自動車検査票1の検査結果通知欄の部分にスタンプが押されます。不合格が1つでもあれば再検査になります。
合格したら

合格した人は、書類と引き換えに新しい車検証とシールを受け取り、記載ミスがないかを確認します。ミスがなければ、自分でシールを張り替え終了。

  不合格の場合

再検査はその日のうちであれば、2回まで無料です(昔は何回でも無料でしたが平成20年9月より回数に制限が設けられました)。自分であるいは、バイク屋さんで修理、調節して、再検査を受けます。再検査の場合は、不合格項目のみの検査になります。尚、後日受験する場合は、1200円かかります。



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注意してもらいたいこと
車検に合格したバイク=法的に乗れるバイクであって、安全に乗れるバイクであるとは限りません。ユーザー車検だから安く済んで良かったではなく、自分であるいはバイク屋さんで、定期点検を行い、楽しく安全なバイクライフを送りましょう。
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