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今までありがとう! 排ガス&騒音規制で消えた生産終了車たち

「人気がある製品は残り、人気のない製品は消える」これはどんな業界でも起こっていることですが、ここ数年の国内二輪業界においては、人気のない車種はもちろん、人気がある車種も消えるということが起こっています。その理由は、排ガスと騒音規制。日本は、世界一ともいえる厳しい規制がかけられ、それに対応できない二輪車が次々に生産終了となりました。今月の特集は、これら規制による生産終了車を特集します。

ホンダ

CB750

92年から販売された空冷4気筒車。ナイトホーク750のエンジンを受け継ぎ、HONDAらしいオーソドックスなスタイルが特徴です。丈夫で壊れないことや操作性の良さから、96年より全国で教習車として採用されるようになりました。04年以降のモデルは、マルチリフレクターヘッドライトや電気式メーター化などが行われ、機能性が向上しています。

メーカー希望小売価格 ¥787,500
全長/全幅/全高 2155/780/1100mm
乾燥重量 235kg
最高出力 55kw(75ps)/8500rpm
最大トルク 64N・m(6.5kgf・m)/7500rpm

ホーネット

96年に販売開始。大きく張り出したタンク、シート下に沿うように跳ね上がったマフラー、リッターマシンクラスのタイヤと個性的な外見がヒットしました。97年には、600cc、01年には900ccモデルが生産を開始されました。通常、高排気量の車両がでると、そちらに注目が集まりますが、このホーネットだけは、250クラスの人気が突出していました。(画像は、ホーネット250)

メーカー希望小売価格 ¥567,000
全長/全幅/全高 2035/740/1050mm
乾燥重量 151kg
最高出力 29kw(40ps)/14000rpm
最大トルク 24N・m(2.4kgf・m)/11000rpm

Vツインマグナ

82年発売のクルーザー、VF750マグナの弟。水冷4ストロークDOHC90°Vツインエンジンを搭載した250ccクラスは、94年に誕生しました。250ccとは思えない大型の車体、国産車としては異例のタンクオンメーターなど精悍なデザインは、たちまち人気を集めました。99年には、上級モデルである「VツインマグナS」も登場しました。

メーカー希望小売価格 ¥598,500
全長/全幅/全高 2315/880/1065mm
乾燥重量 172kg
最高出力 20kw(27ps)/10000rpm
最大トルク 23N・m(2.3kgf・m)/7500rpm
その他の生産終了車

ヤマハ

ドラッグスター1100

96年に400ccモデルが登場。空冷V型2気筒SOHC2バルブエンジンを積んだローダウンフォルムが特徴のクルーザーバイクです。フラッグシップモデルの1100ccは99年に生産を開始。00年には、よりクラシカルなデザインのドラッグスタークラシック(DSC)も登場しました。どれも08年9月に生産終了となりましたが、250ccは現在も製造されています。

メーカー希望小売価格 ¥903,000
全長/全幅/全高 2405/895/1100mm
乾燥重量 278kg
最高出力 45kw(60ps)/5750rpm
最大トルク 82N・m(8.3kgf・m)/2500rpm

SR400

78年に登場し、マイナーチェンジこそ行われたものの、30年間にわたり累計12万台以上も生産された名車。空冷SOHC2バルブ単気筒エンジンをはじめ、レトロでシンプルなスタイルはカスタムするのに適しており、専用書籍が複数出版されているほど。中古車在庫も何かしら手を加えられたバイクが多いです。00年に生産終了しましたが、SR500もあります。

メーカー希望小売価格 ¥486,150
全長/全幅/全高 2085/750/1105mm
乾燥重量 168kg
最高出力 20kw(27ps)/7000rpm
最大トルク 29N・m(3.0kgf・m)/6500rpm

XJR400R

93年、「空冷最速」ネイキッドを照準として販売されたXJR400のモデルチェンジとして、95年に登場。具体的には、エンジンの軽量化、キャブレターセッティング変更、オーリンスサスペンション、ブレンボキャリパー装着フロントブレーキなどの足回り強化などが行われました。98年、01年にもマイナーチェンジが行われ、より軽快な走りが実現しました。

メーカー希望小売価格 ¥662,500
全長/全幅/全高 2085/735/1085mm
乾燥重量 199kg
最高出力 39kw(53ps)/11000rpm
最大トルク 35N・m(3.6kgf・m)/9500rpm
その他の生産終了車

スズキ

GSX1400

1401cc油冷DOHC4バルブ直列4気筒エンジンという、4気筒ネイキッドモデル最大の排気量車として、01年に登場。吸気には、当時としては斬新なフューエルインジェクションシステムを採用し、低公害化とともに扱いやすさを実現しています。また、ビッグネイキッドとしては、国内メーカー唯一の6速式トランスミッションで、スポーツ走行が楽しいバイクです。

メーカー希望小売価格 ¥1,047,900
全長/全幅/全高 2160/810/1140mm
乾燥重量 226kg
最高出力 74kw(100ps)/6500rpm
最大トルク 126N・m(12.8kgf・m)/5000rpm

GSX400インパルス

82年に初代モデルであるGSX400FSインパルス登場後、86年、94年にモデルチェンジを行い、最終型となる4代目は04年に誕生しました。直線を基調としたデザインは、他のバイクにはない存在感があり、硬派な男性を中心に人気がでました。初代は空冷でしたが、最終型はGSX400Sカタナを踏襲した水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載しています。

メーカー希望小売価格 ¥660,450
全長/全幅/全高 2080/745/1105mm
乾燥重量 177kg
最高出力 39kw(53ps)/11000rpm
最大トルク 37N・m(3.8kgf・m)/9500rpm

DR-Z400S

00年に販売を開始。モトクロス競技用バイクRMをベースに開発された水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンとしなやかなサスペンションは、路面や乗り手を選ばない名車として高い評価を得ました。04年には、ロード用に足回りを変更したスーパーモタード仕様のDR-Z400SMが登場。ベース車のDR-Z400Sを超える生産台数を記録する人気車種になりました。

メーカー希望小売価格 ¥690,900
全長/全幅/全高 2310/875/1225mm
乾燥重量 141kg
最高出力 29kw(40ps)/7500rpm
最大トルク 39N・m(4.0kgf・m)/6500rpm
その他の生産終了車

カワサキ

W650

1966年に登場したW1のデザインを引き継ぎ、99年2月に販売を開始したクラシックバイクです。新規に設計された空冷4ストロークSOHC4バルブバーチカルツインエンジンはじめ、クロームメッキが施されたフェンダー、細身・大径のタイヤなど、随所にこだわりを感じます。スターターは、セルフ・キック併用。アップハンドル仕様とローハンドル仕様があります。

メーカー希望小売価格 ¥720,300
全長/全幅/全高 2180/905/1140mm(アップハンドル仕様)
乾燥重量 211kg
最高出力 35kw(48ps)/6500rpm
最大トルク 54N・m(5.5kgf・m)/5000rpm

バリオスII

91年にモノサスのバリオスとして登場しました。レーサーレプリカであるZXR250をベースにした高回転エンジンを搭載。装備、重量、操縦性、全てがバランスよく、初心者を中心に人気を集めました。97年からは、ツインサスになり、車名もバリオスIIに変更。シート下収納が増加しました。ちなみにSUZUKIのOEM車、GSX250FXとは、ロゴが違うだけで全て同じです。

メーカー希望小売価格 ¥544,950
全長/全幅/全高 2070/735/1055mm
乾燥重量 151kg
最高出力 29kw(40ps)/14000rpm
最大トルク 20N・m(2.1kgf・m)/13000rpm

エリミネーター

ドラッグレーサー(直線400mほどの距離を1対1で競うレース)がコンセプト。85年に900ccモデルが誕生し、以後、750600400250とさまざまな排気量のモデルが生まれました。97年に発売した125ccは、空冷4ストローク単気筒2バルブエンジンを搭載。1470mmというクラス最大のホイールベースながら、乾燥重量132kgという軽量な車体が特徴です。(画像は、エリミネーター250V )

メーカー希望小売価格 ¥345,400
全長/全幅/全高 2150/780/1045mm
乾燥重量 132kg
最高出力 5.4kw(7.3ps)/8000rpm
最大トルク 7.9N・m(0.81kgf・m)/3000rpm
その他の生産終了車

豆知識

生産終了車を買っても、乗っていいの?

生産終了車を買っても、乗っていいの?

現時点では、すでに流通している車両に関して、今回の規制は適用されません。そのため、BIKET登録店で購入して、きちんとメンテナンスを続けながら乗車することは、全く問題ありません。

生産終了になったバイクが復活する可能性はあるの?

生産終了になったバイクが復活する可能性はあるの?

人気車に関しては、規制対策をして、復活する可能性は十分にあります。ですので、欲しい中古在庫が見つからない場合は、しばらく待ってみるのもいいでしょう。不人気車の場合は、そのまま終了になる可能性が高いので、運とタイミングが重要になってきます。ただ、純正の交換パーツは、通常10年ぐらいは手に入るので、神経質になりすぎる必要はありません。

※メーカー希望小売価格やスペックは、最終モデルのベーシックタイプのものです

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